【目的】
静脈注射を行うことは,血管確保に少なからず不安を持つ
ことがある.その不安要素のひとつは,経験不足から注入
する血管の選択が困難であると考えられる.
そこで,安全かつ安定して血管確保ができないかAI機能
を駆使して静脈注射補助システムを考案しファントムを
使用して実践したので報告する.
【方法】
補助システム開発は技師側からは実用可能な性能の提案、
開発会社には、それを具現化して開発を行った。
開発初期段階は放射線科の実習の時間に行い、問題点を
見出し改良を行い、最終的に看護学生76名を対象に実践
してもらいアンケートをもとに有用性を評価した。


【システムの概要】
カメラ(一般的なカメラと近赤外線カメラ)を使用し、
注射画面を撮影することで、下記の①から③を情報を取得します。
①注射する腕の情報
・左右判定と掌の向きを検知し、その情報を記録
②注射位置情報
・針及びその位置を検知し、その情報を記録。
③血管可視化と注射位置の連動
・血管の可視化を実現。
・上記②で取得した針の位置情報上書きし、それを記録。
【血管可視化と注射位置の連動】
針の位置情報と血管位置の合成
針を検出した後、位置座標を記録し、血管可視化画像に反映。

【現場での使用例】

【注射針自動記録】
【注射針追跡】
【注射針追跡2】